乳がんの自己診断
鏡の前で乳房をチェック
まず鏡の前に立ち、両腕の力をぬいて自然に下げたまま
次のことを調べます。
a. 左右の乳房の形や大きさに変化はないか。
b. 乳首のどこかに皮膚のへこみやひきつれはないか。
c. 乳首がへこんだり、ただれが出来ていないか。
両腕を上げた状態での再チェック
両腕を上げた状態で、a.b.c.で同じことを調べます。
(しこりがあるとそこにへこみが出来たり、ひきつれが出来たりすることがあります。)
あおむけになってしこりをチェック①
仰向けに寝て、あまり高くない枕、あるいはタオルを折り、背中の下に入れます。
左手を上に上げ、頭の下に入れるようにします。
右手の指をそろえて伸ばし、まず左乳房の内側を調べます。
※注意:乳がんの自己検診を行う時は、指先で乳房をつままないようにすることが大切です。
あおむけになってしこりをチェック②
同じ姿勢のまま、左腕を自然な位置に下げ、今度は乳房の外側の部分を外から内に向かって、柔らかく、しっかりと滑らせて調べます。
右乳房も同様の方法で調べます。
わきの下のリンパ節と乳頭をチェック
起き上がり、右手の指をそろえてのばし、左ワキの下に入れてしこりがあるかとうか指先で確かめます。
右のワキの下についても同様の方法で調べます。
分泌物をチェック
左右の乳首を軽くつまんで、乳を搾るようにし、血液の混じった分泌物が出ないかどうかを確かめます。